
「マネックス証券ってどうなんだろう?」
新NISAがスタートし、ネット証券の口座開設を検討する人が増えるなか、こんな疑問を抱いて検索する初心者も少なくありません。
評判を調べてみると「ツールが使いやすい」「米国株に強い」などの声がある一方、「アプリが使いにくい」「サポートが遅い」といった気になる意見も聞きます。
結局のところ、本当に使って大丈夫な証券会社なのか、判断に迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SNSや口コミで見かけるリアルな声をもとに、マネックス証券の特徴・評判・不安点の真偽を徹底的に整理し、投資初心者が納得して口座を選べるよう、実際の利用者視点で分かりやすく解説します。
「実際どうなの?」というモヤモヤに、この記事が“確かな判断材料”になることを目指しています。
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マネックス証券ってどんな会社?基本情報と特徴をざっくり紹介
「マネックス証券って、よく聞くけど実際どんな証券会社なの?」
そんな疑問を持つ方に向けて、まずはマネックス証券の全体像をざっくり整理しておきましょう。
他の大手ネット証券と比べてやや目立たない印象を持たれることもありますが、実は独自の強みを持った、注目すべき存在です。
基本情報と会社の信頼性
まずはマネックス証券の「運営母体」や「提供サービスの広がり」を、簡潔にまとめてみました。
投資を始めるにあたって、信頼性があるかどうかは最初にチェックしておきたいポイントです。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | マネックス証券株式会社(マネックスグループ) |
設立 | 1999年(インターネット黎明期から存在) |
上場区分 | 東証プライム(親会社が上場) |
特徴 | 米国株に強く、投資分析ツールも豊富 |
主なサービス | 株式、投資信託、債券、FX、暗号資産など幅広くカバー |
マネックス証券の強みとは?
証券会社を選ぶうえで大切なのは「自分の投資スタイルに合っているかどうか」です。
マネックス証券には、以下のような“他社にはない独自の魅力”があります。
- 米国株の取扱銘柄が業界トップクラス(5000銘柄以上)
- 高機能ツールが無料で使える(銘柄スカウター・MONEX VISION βなど)
- クレジットカードでの投信積立に対応(1.1%還元)
- 初心者向けの投資教育コンテンツやセミナーも充実
- 暗号資産やロボアドバイザーなど多様な資産運用も可能
実際どんな人に向いているのか?
マネックス証券は、どちらかというと「中長期投資」や「じっくり情報収集して判断したい人」に向いています。
短期売買や手数料最重視派というよりは、“じっくりと納得して資産を育てたい”というタイプの方にピッタリです。
- 米国株をメインに据えた投資をしたい方
- 投資分析ツールを活用して「学びながら投資」したい方
- ポイント還元を活かして積立投資したい方
- つみたてNISAなど制度活用を真面目に考えている方
筆者の視点:誤解されやすい“実はまじめな証券会社”
私自身、調べる前は「マネックスって上級者向けでは?」というイメージを抱いていました。
ですが実際にサービス内容やツール、サポート体制を見てみると、むしろ初心者でも“成長しながら投資ができる環境”が整っている証券会社だと感じました。
「投資=怖いもの」というイメージを払拭したい方にこそ、候補の一つとしてしっかり検討してみてほしい証券会社だと思いますね。
🔗 次の章では…
SNSやネット上で実際に語られている「良い評判・悪い評判」について、リアルな声をピックアップしながら、不安と納得のバランスを取った情報提供をしていきます。
マネックス証券の評判・口コミを調査してみた【2025年版】
マネックス証券に興味はあるけれど、実際に使っている人たちの声を聞かないと不安——
そんな方に向けて、SNSやレビューサイトを中心に集まっているリアルな口コミを調査してみました。
実際の評判には「なるほど」と思えるポジティブな意見もあれば、「ちょっと気になる…」というネガティブな声も見られます。
ここでは良い面・悪い面をあえて整理して、利用前に気になる“リアルな利用感”を可視化してみましょう。
SNSやネット上で見かける“良い評判”
マネックス証券に対するポジティブな口コミは、特に以下のような内容が目立ちます。
米国株・分析ツール・クレカ積立といった点で、満足度の高いユーザーが多い印象です。
X(旧Twitter)のポジティブ投稿①
マネックス証券です。
マネックスの「銘柄分析」はお薦め。マネックスから1円も貰っていませんし口座開設は無料です。あくまで私の感想です。スクリーニングなら楽天証券ですけど。それでもSBI証券がメインなのは外債とか諸々っすね😅— ランダム (@masahirokumaku1) November 6, 2024
X(旧Twitter)のポジティブ投稿②
私の個人的な感想ですが、マネックス証券さんの方が使いやすいです!
もちろん、米国版もあります!口座開設するだけで、使えるので良かったらお試しください!
投資イベントのマネックスさんのセミナーブースで銘柄スカウター紹介してたので、会社としても推しポイントにしてると感じました
— ともき@米国株とFANG (@tomokiFANG) June 9, 2024
X(旧Twitter)のポジティブ投稿③
企業分析を始めたい人はマネックス証券の「銘柄スカウター」がおすすめ!圧倒的な使いやすさと視認性の高さは分析ツールでダントツにいい。しかもそれが“無料”で使える。6年間使い続けてる1番おすすめのツールです!!もちろんそのまま買付も出来る。口座開設はここから→https://t.co/4lQZaxL8vs #PR pic.twitter.com/47MlutYjTp
— ただかぶ (@tadakabu) July 11, 2025
このようにSNSでは「銘柄スカウター」という分析ツール類の評判が良いようです。
他にも以下の様な評判が比較的多いです。
- 「米国株の銘柄数が圧倒的で選びやすい」
- 「マネックスカードで積立してポイントがもらえるのは地味に嬉しい」
- 「教育系コンテンツや動画セミナーが充実していて勉強になる」
- 「投資信託の一覧がシンプルで、初心者でも迷いにくい」
これらは主にX(旧Twitter)やnote、個人ブログなどで多く見られる声です。
証券会社は使い心地が人それぞれ違うため、「何を重視しているか」によって満足度は大きく変わるということが読み取れます。
一方で気になる“ネガティブな口コミ”も…
どんなサービスにも、合う人・合わない人がいるのが自然なこと。
マネックス証券にも、以下のようなマイナス面を指摘する声がいくつか見られました。
X(旧Twitter)のネガティブ投稿①
2024年にNISAを楽天証券からマネックス証券に変えての感想
①評価損益等の反映が遅いのがストレス
②米国株買うとき円→ドルに変えるのに時間がかかる
③楽天に比べて評価損益の折れ線グラフが見づらい#マネックス証券— Tayk(テイク) (@Sz2qZ) September 16, 2024
X(旧Twitter)のネガティブ投稿②
もちろん、慣れはあるんだろうけれど
使い勝手
個人の感想ランク付け(悪い順)
マネックス(探したい場所に辿り着けない)
松井(アプリが使いにくい、WEBは、リニューアルで少しマシに)
SBI証券(多数の通り道があり、わかりにくい)
楽天(ここは、抜群に使いやすい)レベチ用途によりでしょうかね😅
— リタイア (@kabude_haitou) November 21, 2023
X(旧Twitter)のネガティブ投稿③
ETF、最初はマネックス証券で買ってたけど、結局楽天証券でも買ってみた。
本当に楽天証券は感覚で買える✨
UIも優れてる😄注 決して楽天証券の回し者ではなく個人的感想ですw#ETF #SPDY #VYM #HDV #楽天証券 #マネックス証券
— ひさし@子育てインデック投資 (@Mr_spprigan) September 23, 2022
他にも以下の様なネガティブな評価が確認されています。
- 「アプリが見づらくて使いにくい…」
- 「サイトが重い/時々読み込みが遅い」
- 「キャンペーンの告知がわかりにくい」
- 「サポートの返答に時間がかかることがある」
これらは主にGoogleのレビューや、比較サイトのユーザー投稿などで見られる意見です。
とはいえ、すべてのユーザーが不満に思っているわけではなく、「気になる人には気になる」というニュアンスのものも多い印象です。
✍️筆者の見解:情報は「フィルター越し」で読む意識が大切
口コミを読んでいると、どうしても一部の極端な意見が目立ちやすくなります。
とくにXなどのSNSは、感情的な投稿が拡散されやすい特性があります。
大切なのは、「自分は何を重視して証券会社を選ぶか」を明確にしたうえで、評判を“自分のものさし”で受け止めること。
たとえば、「多少アプリやUIが見づらくても、米国株や積立投資がやりやすければOK」と思えるなら、マネックス証券は十分“合っている”可能性があります。
ネガティブな評判の真相を検証してみた
SNSやレビューサイトでは、ときにマネックス証券に対する厳しめの声も見かけます。
「アプリが使いにくい」「ログインが重い」「サポートが遅い」など、確かに気になるワードが並ぶと不安になりますよね。
しかし、これらの意見はすべてが事実というわけではなく、“主観や使い方の違い”が反映されている場合が多いです。
ここでは、気になるポイントをテーマ別に整理しながら、冷静に検証してみましょう。
アプリや画面の使いづらさは“慣れ”の要素も大きい
SNSでは「楽天証券やSBIに比べるとUIが直感的じゃない」という声もありますが、この意見の背景には、「他社を使っていた人が乗り換えた直後」の感覚のズレがあることが多いです。
🟦 改善ポイント
- マネックスのアプリは「株式」「投信」「NISA」など目的別に分かれていて、最初は迷いやすい
- ただし、1〜2週間使うと慣れてきたという声も多い
🟩 チェックすべき対策
- 「マネックス証券 アプリ 使い方」で操作ガイドを一読
- 「投信アプリ」と「証券アプリ」を切り替えて使うと混乱しづらい
サポートの遅さは“タイミング依存”のケースが大半
「問い合わせに返事が来ない」という意見もありますが、これは主に「年末・確定申告前」「キャンペーン期間中」など、問い合わせが殺到する時期に集中している印象です。
📌 ポイントまとめ:
指摘された内容 | 実際の傾向と対処 |
---|---|
サポート遅延 | 時期的な混雑やメール迷惑フィルタの影響あり |
回答の質が不満 | 内容によりテンプレ対応と詳細対応の差が大きい |
電話がつながらない | 基本的にメールフォームが主な窓口 |
筆者としては、日常的な操作の範囲であればサポートを頻繁に使わずとも十分使える仕様だと感じています。
ただ、サポートを重視したい方は、電話対応メインの証券会社を検討するのも一つの判断材料です。
本当に“使いにくい”のか?他社比較の観点が大切
多くのネガティブ評価は「相対的」なものであることを忘れてはいけません。
つまり「楽天証券と比べると〜」「SBI証券に慣れてたから〜」という前提があってこその評価です。
🟨 視点の整理:
- 「米国株がやりたい」→ マネックスの使いやすさは◎
- 「スマホでサクサク使いたい」→ SBIのアプリが合うかも
- 「チャートや分析重視」→ マネックスのツールは高評価多数
だからこそ、「どれが良いか」ではなく「どれが自分に合うか」を見極める視点が重要です。
✍️ 筆者の視点
私自身、最初はアプリの構成に少し戸惑いましたが、目的別に分かれている設計だと分かると逆に使いやすく感じました。
また、カスタマーサポートを使う場面が少ない投資スタイルであれば、そうしたネガティブ要素が日常で影響することもあまりありません。
大切なのは「一部の意見に左右されすぎないこと」。
不安に感じた時は、「その評価は自分にも当てはまるのか?」を一度冷静に考えてみてください。
ちなみに、マネックス証券の具体的な強みや弱点を他社と比較しながら知りたい方は、以下の記事でメリット・デメリットをフラットに整理しています。
評判をどう受け止めるべき?初心者にとっての「正しい見極め方」
「口コミを読んで、余計に迷ってしまった…」
そんな経験はありませんか?マネックス証券に限らず、ネット上にはさまざまな評判が飛び交っています。
良い意見と悪い意見の両方を目にすると、「結局、自分には合うのか分からない」と感じてしまうのは当然のことです。
だからこそここでは、「証券会社の評判をどう読み解くか」について、初心者向けの視点でやさしく整理していきます。
評判は「誰にとっての良し悪しなのか」を考える
まず大切なのは、その口コミがどんな投資スタイルの人から発信されているのかを意識することです。
たとえば、デイトレードがメインの人が「ツールが物足りない」と言っていても、長期積立が目的の方にとっては参考にならないかもしれません。
📌 評判の受け止め方のヒント:
評価している人 | 投資スタイル | 自分と一致する? |
---|---|---|
高頻度で取引する人 | デイトレード・短期売買 | ❌ 違う可能性が高い |
ポイ活&積立重視の人 | 長期のクレカ積立 | ✅ 一致するかも |
情報重視の人 | 銘柄分析・米株投資 | ✅ 合うかもしれない |
サポート重視の人 | 初期導入・操作に不安 | ⭕ 参考になることも |
ネガティブ情報ばかりが目立ちやすいという“構造”もある
人間は「悪い体験」を共有したくなる傾向があります。
そのため、SNSやレビューサイトでは自然とネガティブな情報が目につきやすくなります。
たとえば「普通に使えている人」は、わざわざポジティブな投稿をしないもの。
だからこそ、“良い評価が少ない=使えない”という判断は早計です。
判断基準は「自分がやりたい投資に合っているか」
どんな証券会社にもメリット・デメリットはあります。大切なのは、それが自分にとって許容できるものか、期待できる価値があるかという視点です。
💬 たとえば、マネックス証券はこんな人にとって魅力的です:
✅ クレカ積立でポイントをもらいながら長期投資したい
✅ 米国株を本格的に始めてみたい
✅ 投資情報を分析しながら進めたい
✅ 初心者だけど「学びながら続けたい」という意識がある
反対に、「スマホアプリの直感的操作だけにこだわりたい」場合は、SBIや楽天の方が合うかもしれません。
でもそれは、良し悪しではなく、“相性の問題”なんです。
✍️ 筆者の視点:情報に振り回されすぎず、自分の判断軸を持とう
私自身、ネットの情報に何度も迷わされた経験があります。
でも、最後に決め手になったのは「自分が何をしたいのか」でした。
周りの意見より、“自分の未来に必要な機能があるか”を軸にすること。これが一番後悔しない選び方です。
証券口座は、一度開いたら何年も付き合う“相棒”のようなもの。
だからこそ、他人の評価だけで決めず、あなた自身が“心から納得できるか”を大切にしてほしいと思います。
迷っている人へ|マネックス証券はどんな人におすすめ?
ここまで読んでいただいたあなたは、きっと「マネックス証券、気になるけど…自分に本当に合ってるのかな?」という迷いが残っているかもしれません。
でも大丈夫。ここでは、これまでの情報を整理しながら、どんな人にマネックス証券が“フィットしやすい”のかをタイプ別にご紹介します。
マネックス証券に向いている人【こんな人は相性◎】
マネックス証券は、特定の強みを持った証券会社です。以下のようなタイプの方には、特におすすめできます。
💡 米国株を中心に資産を育てたい人
→ 取扱銘柄数・情報量ともに国内トップクラス。ドル建て配当なども丁寧に管理可能。
💡 分析ツールを使いながら投資したい人
→ 「銘柄スカウター」や「MONEX VISION β」は、他社にない深い分析が可能。中級者にも人気。
💡 クレカ積立でポイントを貯めたい人
→ マネックスカードでの積立で1.1%還元。日常の支出を効率よく“投資の力”に変えられる。
💡 投資を“学びながら”進めたい人
→ 初心者向けセミナーや教育動画が豊富。とにかく“情報提供”に強いのがマネックスの特徴です。
マネックス証券にあまり向いていない人【相性が分かれるケース】
一方で、以下のような目的・投資スタイルの方には、他社の方が使いやすいと感じるかもしれません。
⚠️ スマホアプリの直感的操作を最重視する人
→ アプリの構成がやや複雑。シンプルさ重視なら楽天証券の方が合うかも。
⚠️ IPO投資・信用取引をメインにしたい人
→ IPOの取り扱い数や約定スピード面では、SBI証券が一歩リード。
⚠️ サポートの即応性を重視する人
→ チャットや電話対応のレスポンスはタイミングによって波あり。
“口座を開くだけ”でも価値があるという考え方
迷っている方にこそ伝えたいのが、証券口座は「使ってみて判断する」ことができるという点です。
マネックス証券の口座開設は無料で、使わなければ維持費もかかりません。
つまり、「とりあえず開いてみて、使い心地を試してから本格的に使うか決める」という柔軟な選択もできるのです。
📌 さらに、クレカ積立など一部のキャンペーンは“口座開設者限定”で受け取れる特典もあり、早めに開設しておくメリットは十分にあります。
✍️ 筆者の視点:迷うなら“小さく始めて、確かめてみる”が正解
証券口座選びは、完璧な正解があるものではありません。
でも、「自分で動いてみることでしか得られない気づき」があるのもまた事実です。
私も最初は迷いながら口座を開きましたが、使っていくうちに「自分に合っていた部分/そうでない部分」が自然と見えてきました。
そしてその判断材料は、最初の“一歩”を踏み出したからこそ得られたものです。